こんにちは!やっすんです!
皆さんは犬は飼っていますか?毎日のワンちゃんの散歩、正直しんどい…と感じたことはないでしょうか。散歩がしんどいと、「そもそも散歩ってそんなに必要なのか?」「家の中で遊んでいるだけじゃダメ?」と疑問に思ったことはないでしょうか。
そんな皆さんに、今回はワンちゃんたちにとって散歩がいるのかいらないのか、また比較的散歩がいらない(たくさん歩かなくていい)犬種について触れていこうと思います!
最近のニュースでは、俳優の寺田心さんが犬の散歩に3時間を費やしているという記事がありました!動物愛がすごいですね!
寺田は保護犬3匹を含め計5匹の犬の飼い主で、老犬介護の活動にも精力的に取り組んでいる。日頃の散歩について、朝は「4時か5時に起きている」といい「1匹は祖母の家にいるので、一日3時間、2匹ずつ散歩に行く」と明かした。
寺田心16歳「毎朝4時か5時起き」保護犬含む5匹飼育で散歩は「一日3時間」将来の目標は獣医師 (デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース
犬に散歩はいるのか?いらないのか?
犬に散歩が必要かという問いに対して、結論は「はい、必要です。」です。
なーんだ、結局必要なのか~と思われたそこのあなた!飼い主さんに知っておいていただきたい情報を以下にお伝えしますので、要チェックです。
犬は本来、野生の環境で生活していた動物であり、運動や探索行動がその生理的・心理的な健康を維持するために不可欠です。現代において、ペットとして飼育される犬であっても、散歩はその健康、社会性、そして精神的な充足感を保つために非常に重要です。犬に散歩が必要な理由やそのメリット、適切な散歩の方法について以下に詳しく解説していきます。
散歩が犬の健康に与える影響
犬にとって散歩は、運動不足を解消し、身体の健康を維持するための重要な活動です。日常的に運動不足が続くと、肥満、関節炎、糖尿病、心臓病などのさまざまな健康問題を引き起こすリスクが高まります。特に現代の家庭犬は、屋内で過ごす時間が長いため、自然な運動量が不足しがちです。
肥満防止と適正体重の維持
犬が適切な体重を保つためには、食事の量と運動のバランスが重要です。散歩は、エネルギーを消費するための最適な方法であり、特に食欲旺盛な犬種や運動量が少ない犬種には重要です。適度な散歩を継続することで、肥満を防ぎ、体脂肪を燃焼させることができます。
筋肉と関節の健康維持
散歩は犬の筋肉を鍛え、関節を柔軟に保つ効果もあります。特に高齢犬では、関節炎や股関節形成不全などの問題が発生しやすくなるため、無理のない範囲での散歩が関節を保護し、筋力を維持するために必要です。また、成長期の子犬にとっても、散歩を通じて健康な骨格形成や筋肉の発達を促進することが期待できます。
消化と排泄機能の改善
犬は散歩をすることで、消化活動が促進され、規則的な排泄リズムを形成することができます。犬にとって散歩は、排泄のための重要な時間でもあり、外でトイレを済ませることで排泄トラブルを防ぐことができます。散歩中の適度な運動は、消化機能を活発にし、便秘や下痢を防ぐ助けにもなります。
散歩が犬の精神的健康に与える影響
散歩は犬にとって、単なる運動だけではなく、精神的な健康を保つための重要な手段でもあります。犬は本能的に探索行動を好む動物であり、散歩を通じて五感を刺激され、精神的に充実感を得ます。
ストレスと不安の軽減
室内で長時間過ごす犬は、ストレスや不安を感じやすくなります。特に運動不足や退屈が原因で、破壊行動や無駄吠え、さらには攻撃的な行動に発展することがあります。散歩を通じて外の世界を探索し、新しい匂いや音、人々と接することで、犬は精神的な刺激を受け、ストレスが軽減されます。
社会性の向上
散歩は犬が社会的なスキルを学ぶための絶好の機会でもあります。外に出ることで、他の犬や人、異なる環境と接触することができ、これが犬の社会性を高める一助となります。特に子犬や若犬にとっては、他の犬と触れ合う機会が重要です。適切な社会化を通じて、犬は他の動物や人々に対する恐怖や攻撃性を克服し、落ち着いた行動ができるようになります。
知的刺激の提供
犬は非常に知的な動物であり、精神的な刺激がないと退屈してしまいます。散歩は、犬が新しい場所や物を発見し、探索することで知的好奇心を満たすための大切な時間です。犬が外の世界を嗅ぎ回り、新しい匂いをかぐこと自体が、彼らにとっては一種の知的活動であり、脳を活性化させる役割を果たします。
散歩の適切な方法と時間
散歩は犬種や年齢、健康状態によって適切な量や頻度が異なります。それぞれの犬に合った散歩の方法を見極めることが大切です。
散歩の時間と頻度
一般的には、健康な成犬であれば、1日2回程度の散歩が理想的です。それぞれの散歩時間は、15分から1時間程度が目安ですが、これは犬種によって異なります。たとえば、活発な運動を必要とする犬種(ボーダーコリーやジャーマン・シェパードなど)は、より長い散歩や激しい運動が必要ですが、小型犬(チワワやシーズーなど)は比較的短い散歩でも十分です。
散歩の質を重視
散歩の際には、単に歩くだけでなく、犬が楽しめるような工夫をすることも重要です。例えば、時折立ち止まって犬が周囲の匂いを嗅ぐ時間を作ったり、犬が自由に走り回れる安全な場所を見つけてリードを外すことも良いでしょう。また、散歩中に知育玩具を使用して、犬の知的好奇心をさらに刺激するのも効果的です。
健康状態に応じた散歩計画
犬の年齢や健康状態を考慮し、無理のない散歩を計画することも大切です。高齢犬や関節に問題を抱えている犬には、激しい運動や長時間の散歩は避け、短い距離でゆっくりと歩く散歩が理想です。また、暑い日や寒い日には、犬の体調を考慮し、散歩の時間を調整することも忘れてはいけません。特に暑い季節は、熱中症を防ぐために早朝や夕方の涼しい時間帯に散歩を行うことが推奨されます。
散歩がもたらす飼い主との絆
散歩は、犬にとって単なる運動や外出の機会であるだけでなく、飼い主との関係を深めるための大切な時間でもあります。犬と一緒に外を歩くことで、犬は飼い主との絆を感じ、信頼関係を築くことができます。特にリードをつけて散歩をする際、飼い主がリーダーシップを発揮し、犬に安心感を与えることができます。
トレーニングの機会
散歩は、日常的なトレーニングを行う絶好の機会でもあります。リードの引き具合や歩き方、他の犬との接し方など、散歩中にはさまざまな状況が生まれます。これを利用して、犬に正しい行動を教えることができます。定期的に散歩をすることで、犬は飼い主の指示に従うことを学び、より良い関係を築くことができるでしょう。
散歩がいらない犬種はいるの?
こちらも結論から言って「全く必要ない犬種はいません。」散歩があまり必要ない犬種について考えるとき、犬は本来、どの品種でも少なからず運動や刺激が必要であることを理解することが大切なんです。ただ、一部の犬種は他の犬に比べて活動量が少なく、長時間の散歩を必要としないことから「散歩があまり必要ない犬種」として紹介されることがあります。以下で紹介する犬種は、飼い主が忙しくて時間が取れない、または小さな住環境に住んでいる場合でも比較的飼いやすいと言えます。
フレンチ・ブルドッグ
フレンチ・ブルドッグは、小型で筋肉質な体つきを持ちながらも、あまり運動量を必要としない犬種として知られています。彼らは活発な時もありますが、基本的には短時間の散歩で満足します。フレンチ・ブルドッグは気温に敏感なため、暑い季節や寒い季節には長時間の散歩は避けるべきです。また、鼻が短いため、過度の運動は呼吸に負担をかける可能性があります。自宅で短い遊びや軽い運動を行うだけでも、彼らは十分に満足することが多いです。
ブルドッグ(イングリッシュ・ブルドッグ)
イングリッシュ・ブルドッグも、低エネルギーでのんびりとした性格の犬種です。この犬種は、比較的短い散歩や、家の中での軽い運動で十分です。重厚な体つきと短頭種特有の呼吸器系の問題により、激しい運動や長時間の外出は避けたほうが良いでしょう。彼らは穏やかな性格で、屋内で一緒に過ごす時間を楽しむことができるため、あまりアクティブなライフスタイルを好まない飼い主に向いています。
チワワ
チワワは世界最小の犬種の一つであり、体のサイズが非常に小さいため、あまり運動を必要としません。もちろん、チワワも毎日少しの散歩や遊びを楽しむことが大切ですが、大きな犬に比べて散歩の距離や時間ははるかに少なくて済みます。チワワは室内でも十分に運動できる犬種であり、短い遊び時間やおもちゃを使ったエクササイズでエネルギーを発散できます。彼らは適応力が高く、室内で過ごすことが多い家庭にぴったりです。
ペキニーズ
ペキニーズは、古代中国の宮廷で飼育されていた犬種で、その落ち着いた性格と小さな体格から、あまり運動を必要としない犬種として知られています。ペキニーズも短頭種の一種であり、過度な運動や暑い環境は避けるべきです。彼らは比較的ゆったりとしたライフスタイルを好み、家の中での活動や短時間の散歩で十分に満足します。また、ペキニーズは自立心が強く、一人で過ごす時間も楽しむため、飼い主が常に一緒にいなくても大丈夫な犬種です。
シーズー
シーズーも、あまり運動を必要としない犬種の一つです。彼らは穏やかで愛らしい性格を持ち、小さな体格であるため、短い散歩や室内での軽い運動で十分に体力を消耗します。シーズーは人懐っこく、家族との時間を大切にしますが、散歩に出るよりも家の中で過ごすことを好む傾向があります。長毛であるため、こまめなブラッシングやお手入れが必要ですが、運動量に関しては他の犬種に比べて少なくて済むため、室内生活に非常に適した犬種です。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルは、穏やかでフレンドリーな性格を持つ犬種で、あまり激しい運動を必要としません。彼らは短時間の散歩や室内での軽い遊びで十分に満足できるため、アパートやマンションなどの狭い住環境でも問題なく飼うことができます。キャバリアは他の犬や人とも仲良くできるため、家族やペットと過ごす時間を楽しみます。彼らは非常に愛情深い犬であり、飼い主との絆を深めることが重要です。
バセットハウンド
バセットハウンドは、のんびりとした性格で知られる犬種です。短い足と重い体型から、激しい運動を避けるべき犬種ですが、散歩を全くしないというわけではありません。適度な運動は健康維持のために必要ですが、1日のうちに短い散歩や軽い運動を数回行うだけで十分です。バセットハウンドは嗅覚が鋭く、散歩中に匂いを嗅ぐことが大好きですので、外に出るときはリードをしっかり持っていくことが重要です。
ラサ・アプソ
ラサ・アプソはチベットに由来する犬種で、小型犬としては非常に自立心が強いことで知られています。彼らは短時間の散歩や、室内での活動で満足できるため、散歩の頻度を少なくすることが可能です。ラサ・アプソは自分のペースで活動することを好み、長時間の外出よりも、家でリラックスして過ごす時間を大切にします。また、吠えることが比較的少なく、室内犬として非常に優れた適応力を持っています。
マルチーズ
マルチーズは、小型で愛らしい外見を持つ犬種で、あまり運動を必要としない犬種です。彼らも短時間の散歩や、家の中での軽い遊びで十分に満足します。マルチーズは非常にフレンドリーで、家族と一緒に過ごす時間を楽しむため、家の中で一緒に過ごすことが多い家庭に向いています。彼らの長い被毛にはこまめな手入れが必要ですが、運動量に関しては他の小型犬と同様、少なめで問題ありません。
まとめ
いかがだったでしょうか!
犬にとって散歩は、身体的な健康を維持するだけでなく、精神的な充足感や社会性を向上させるために不可欠です。散歩を通じて、犬は適切な運動を行い、精神的な刺激を受け、飼い主との絆を深めることができます。各犬の年齢や健康状態に応じて適切な散歩の方法を見極め、犬が健康で幸せな生活を送るための手助けをすることが、飼い主の重要な役割です。
また、今回紹介した犬種は、散歩や運動量が比較的少ないため、忙しい日常生活を送る人や、アパートやマンションなどの限られたスペースで暮らす人に向いています。ただし、どの犬種も適度な運動や遊びは必要であり、全く散歩をしないわけではありません。犬は外の世界を探検することや、他の犬や人と触れ合うことも大切です。室内で過ごす時間が長くなる場合は、適切な刺激や知育玩具などを使って、精神的な刺激を与えることも重要です。さらに犬の健康を保つために、散歩以外にも適切な食事管理や、定期的な健康チェックを行うことが大切です。
犬の散歩の重要性をもう一度確認し、ワンちゃんのために少しでも散歩の時間を作ってあげてください!
それでは今回はこの辺で!また次の記事でお会いしましょう!
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