こんにちは!やっすんです!
皆さんお酒は好きですか? 僕は仕事の連勤終わりにはビールを2缶ぐらい飲まないと仕事の達成感が湧かないので飲酒までセットで週の終わりを迎えています。(笑) 皆さんもたまーにお酒を飲む人、毎日飲む人、様々な飲酒ペースの方がいると思います。
今回はずばり「断酒(お酒を飲むのをやめること)」が体にどんな健康効果をもたらすのか、紹介していきます! なんとなく体にいいことばかりな気がしますよね。 メタボにならないとか…? でも何個か思い浮かんでも意外と少ないものです。
実は「断酒」をすることで体に起こる健康効果はたくさんあります!
最近のニュースで、EXILEのTAKAHIROさんもライブ前に断酒をしているという記事がありました!プロの方々もコンディションを整えるのに断酒するほど、効果があるということですね!
芸能界でも取り入れられている「断酒」。 いったいどんなものなのか、見ていきましょう!
EXILEのTAKAHIRO(39)が22日、東京・日本武道館でライブ「EXILE TAKAHIRO 武道館 LIVE 2024 “GLORY”~Happiness~」を行った。会場には9000人が駆けつけ「Choo Choo TRAIN」や最新曲「DESTINY」など28曲を披露した。「お届けしたい曲がたくさんありすぎて、セットリストを考えているとライブの終わりが見えないくらいだった」と選曲に悩んだことを語った。
お酒をやめると体にどんな変化があるのか?
アルコールは、日常的に楽しむことのできる嗜好品である一方、過剰な摂取や長期間の依存は身体に様々な悪影響をもたらすことが知られています。アルコールの摂取を完全にやめることで、身体には多くの健康効果が現れます。以下では断酒による主な健康効果を紹介していきます!
肝臓の回復
肝臓はアルコールを解毒する役割を持つ主要な臓器です。アルコールの過剰摂取は肝臓に負担をかけ、脂肪肝、肝炎、肝硬変などの病気を引き起こす可能性があります。しかし、断酒を続けることで、肝臓は驚異的な回復力を発揮します。断酒後、数週間から数ヶ月で脂肪肝の状態は改善されることが多く、さらに長期間の断酒により肝炎のリスクも軽減されます。肝硬変など進行した病態においても、断酒が進行を抑える効果があるとされています。
睡眠の質の向上
アルコールは一時的にリラックス効果をもたらすため、眠りやすくなると感じるかもしれませんが、実際には深い睡眠の妨げになります。アルコール摂取後は、レム睡眠(夢を見る段階の睡眠)が抑制され、夜間に何度も目覚めることが増えるため、結果的に睡眠の質が低下します。断酒を始めると、最初の数日はアルコール依存による不眠症状が現れることがありますが、1〜2週間で改善され、より深く安定した睡眠が得られるようになります。
メンタルヘルスの改善
アルコールは一時的に不安やストレスを和らげるように感じられることがありますが、長期的には鬱病や不安障害を引き起こすリスクがあります。アルコールは脳内の神経伝達物質に影響を与え、感情の調整が難しくなるためです。断酒することで、脳内の神経伝達物質のバランスが回復し、メンタルヘルスの向上が期待できます。また、アルコール依存症の場合、断酒によってストレスや情緒不安定な状態が改善されることが多いです。
体重の減少
アルコールは高カロリーであり、特にビールやカクテルなどの甘味料が加えられた飲み物は、摂取カロリーを大幅に増やす要因になります。さらに、アルコールは食欲を刺激し、暴飲暴食を引き起こすことがあります。断酒を始めると、摂取カロリーが大幅に減少し、自然に体重が減少する傾向があります。また、アルコールが代謝に与える負の影響もなくなるため、脂肪燃焼が促進されるという側面もあります。
心臓血管系の改善
アルコールの過剰摂取は、高血圧、心筋梗塞、脳卒中などの心血管疾患のリスクを高めます。断酒を続けることで、血圧の正常化、コレステロール値の改善、心拍数の安定などの効果が期待できます。また、アルコールは血液の粘性を高め、血栓形成のリスクを増加させますが、断酒することでこれらのリスクも低減します。
肌の健康改善
アルコールの摂取は、体内の水分バランスを崩し、肌の乾燥や老化を促進する原因になります。また、アルコールによる血管の拡張は、顔や体に赤みを引き起こし、慢性的な炎症状態を作り出すこともあります。断酒をすると、体内の水分バランスが改善し、肌の乾燥や赤みが緩和され、より健康的でハリのある肌を取り戻すことが期待されます。
免疫力の向上
アルコールは免疫系にも悪影響を与えることが知られています。特に長期的なアルコールの摂取は、免疫細胞の働きを抑制し、感染症に対する抵抗力を弱めます。風邪やインフルエンザにかかりやすくなるほか、感染症の治癒が遅れる原因にもなります。断酒により免疫機能が回復し、体が感染症に対してより効果的に抵抗できるようになります。
脳機能の改善
アルコールは脳に直接的な影響を与え、特に記憶力や判断力、集中力を低下させます。長期間にわたるアルコールの乱用は、脳の萎縮や認知機能の低下を引き起こし、アルツハイマー病や認知症のリスクを増大させる可能性があります。しかし、断酒を続けることで、脳機能の一部が回復し、記憶力や集中力の改善が見られることが多いです。特に、断酒を始めてから数ヶ月後には、脳の神経細胞の再生やシナプスの強化が促進されるとされています。
糖尿病リスクの低下
アルコールは血糖値のコントロールを乱す原因となり、特に糖尿病のリスクを高めます。アルコールによる急激な血糖値の上昇や低下が、インスリンの分泌や作用に悪影響を及ぼすためです。断酒をすると、血糖値が安定し、糖尿病のリスクが低下する可能性があります。また、糖尿病患者にとっても断酒は重要であり、血糖コントロールの向上に寄与することが多いです。
消化器系の健康向上
アルコールは胃や腸の粘膜を刺激し、胃炎や胃潰瘍、腸炎などの消化器系疾患を引き起こす可能性があります。また、アルコール依存症では栄養素の吸収不良が進行し、ビタミン不足やミネラル不足を引き起こすことも少なくありません。断酒することで、胃腸の粘膜が修復され、消化器系の健康が回復します。さらに、断酒に伴い食事内容も改善されることが多く、栄養バランスが整いやすくなります。
断酒開始後、いつから健康効果が現れるのか?
上記で紹介した通り、断酒を開始すると、身体と心に様々な変化が現れますが、これらの効果は時間の経過に伴い段階的に現れます。アルコールを摂取していた量や頻度、個人の体質や健康状態によって、効果が現れるまでのタイミングには差があるものの、一般的な経過として断酒開始からの効果を以下の日数ごとに説明していきます!
断酒開始後6〜12時間以内
アルコールを摂取すると、すぐに血液中に吸収され、体内の各器官に影響を及ぼします。しかし、断酒を開始すると最初に現れるのは体内からアルコールが抜け始めることで、これが早ければ6〜12時間以内に始まります。この段階では、アルコールによる中枢神経系への作用が弱まり、判断力や反射神経が回復しつつあります。
しかし、アルコール依存度が高い人にとっては、この時期にアルコール離脱症状(不安感、発汗、手の震えなど)が現れることがあります。重度の場合、数時間後にせん妄やけいれんなど、生命に関わる症状が出ることもあるため、医療機関でのサポートが推奨される場合があります。
断酒開始後24〜48時間以内
断酒を始めてから24時間経過すると、血中アルコール濃度がほぼゼロになり、体内からアルコールが完全に代謝されます。これに伴い、肝臓はアルコールの分解に費やしていたエネルギーを他の代謝機能に充てることができるようになります。
また、この時期になると、アルコールによって抑制されていた神経伝達物質のバランスが徐々に回復し、眠気や疲労感が改善されることがあります。ただし、長期間のアルコール摂取によって依存度が高い人は、まだ離脱症状が強く現れる場合があり、特に睡眠障害や情緒不安定さが続くことが多いです。
断酒開始後72時間以内(3日目)
72時間経過すると、体内のアルコールは完全に代謝され、アルコールが直接的に与える身体的影響からは解放されます。この段階では、まだ軽度の離脱症状(不安感、イライラ感、軽い頭痛など)が残ることがあるものの、多くの人にとっては、体調が少しずつ良くなり始めるタイミングです。
また、アルコールによる脱水症状や電解質のバランスが改善され、肌の水分量も少しずつ回復します。このため、肌のつややかさが少し改善されたり、目のくまが薄くなったりするなどの外見的な変化も見られることがあります。
断酒開始後1週間以内
断酒を始めて1週間が経過すると、睡眠の質が目に見えて改善され始めます。アルコールが深い睡眠(レム睡眠)を妨げていたため、これが回復することで、以前よりも熟睡感を得られるようになります。また、夜間に何度も目が覚めることが減り、朝起きたときの疲労感も軽減されることが多いです。
肝臓の機能もさらに回復しており、アルコールによって過剰に蓄積されていた脂肪(脂肪肝)の減少が始まります。これにより、肝臓の機能が向上し、全身の代謝が正常化していきます。
また、断酒によって摂取カロリーが大幅に減少するため、体重減少が始まる時期でもあります。アルコールは糖質が多く含まれているため、断酒後すぐに体重が落ちるケースが多いです。
断酒開始後2週間
2週間が経過すると、体内の様々な器官で回復が進行していることが感じられます。まず、アルコールによる炎症反応が収まり、全身の炎症が軽減されます。これにより、関節痛や筋肉の痛みが軽減されることもあります。また、皮膚の血流も改善されるため、肌の調子がさらに良くなります。
さらに、精神的な変化も現れ始める時期です。アルコールが感情に与えていた負の影響が軽減され、不安感や気分の落ち込みが少なくなる傾向があります。特に、アルコール依存度が高かった人にとっては、精神的な安定感が増し、断酒の効果を実感し始めることが多いです。
断酒開始後1か月
1か月間の断酒は、身体と精神の両面で大きな変化をもたらします。まず、肝臓の状態が大幅に改善され、脂肪肝の症状が顕著に回復します。また、肝臓のデトックス機能が向上し、体全体のエネルギー代謝が正常化します。これにより、日常的な疲労感が軽減され、活力が増す傾向があります。
心臓血管系の面でも、大きな改善が見られる時期です。血圧が正常値に近づき、コレステロール値も改善されます。これにより、心臓病や脳卒中などのリスクが減少し、長期的な健康維持に寄与します。
また、アルコールは免疫系にも悪影響を与えるため、断酒を始めてから1か月で免疫力が向上し、風邪や感染症に対する抵抗力が強まります。
断酒開始後3か月
3か月間断酒を続けると、身体の深い部分でも大きな回復が進行しています。まず、肝臓の健康はさらに向上し、アルコールによって損傷を受けた肝細胞の再生が促進されます。重度のアルコール性肝障害を持つ場合でも、ここまで断酒を続けることで、肝機能の著しい改善が期待できます。
また、脳機能もこの時期に回復し始めます。アルコールは記憶力や集中力に悪影響を及ぼしますが、3か月経過後にはこれらの認知機能が回復し始め、思考がクリアになったり、集中力が高まったりすることが多いです。
さらに、体重の減少が進行し、体脂肪率が低下します。断酒によって代謝が改善されることで、脂肪が燃焼しやすくなり、身体全体の健康状態が向上します。
断酒開始後6か月
6か月間の断酒は、身体全体の健康に非常に大きな効果をもたらします。この時期までに、アルコールによって引き起こされていたほとんどの負の影響が解消され、身体機能が正常に戻っています。
例えば、断酒によって脂肪肝は完全に治癒している場合が多く、肝硬変などの進行も抑えられます。心血管系も安定し、心筋梗塞や脳卒中のリスクが大幅に低下しています。
また、精神的にもアルコールに依存しない健全な状態が定着し、自尊心や自己効力感が向上します。気分の安定が持続し、ストレスに対する対処能力も向上しているため、生活全般の質が劇的に改善されています。
まとめ
いかがだったでしょうか!
断酒による健康効果は、身体的にも精神的にも多岐にわたります。肝臓や心血管系の回復、体重の減少、肌の改善、そしてメンタルヘルスの向上など、断酒は短期間でも多くのポジティブな変化をもたらします。さらに、長期的に断酒を続けることで、慢性疾患のリスクが減少し、全体的な生活の質が向上することが期待できます!
アルコール依存や過剰摂取に悩む人にとって、断酒は困難な選択かもしれませんが、その効果は計り知れないものです。専門家のサポートを受けながら、無理なく断酒を進めることが、健やかな生活への第一歩となるでしょう!
また、断酒の効果は、数時間後から徐々に現れ、1週間から数か月の間にさまざまな健康効果が得られます。断酒を継続することで、身体的な回復とともに精神的な安定も得られ、長期的な健康維持に大いに役立ちます!
皆さんも「最近のみすぎだったかな…」と思われる経験がありましたら、ぜひ断酒を続けてみてその効果を試してください!
それでは今回はこの辺で!また次の記事でお会いしましょう!
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